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キッチンリフォーム 理想を叶えるレイアウト術<小平市>

2026.2.23

建築コラム

 

キッチンを大きく動かせなくても実現できる、対面空間と賢い収納計画の工夫

LDKのリフォームをご検討される際、「対面キッチンにしたい」というご要望はとても多くいただきます。今回のお住まいも、もともとはL型キッチン。ダイニングと向き合えるレイアウトへの変更をご希望されました。しかし、床下がコンクリートで埋められている構造だったため、給排水の関係上キッチン本体を大きく移動することが難しい状況でした。マンションや一部の戸建てでは、このように構造的な制約によってレイアウト変更に限りがあるケースも少なくありません。そこで今回は発想を転換。キッチン本体は活かしながら、カップボード側をダイニングと対面する形で造作しました。視線が抜け、空間の一体感が生まれることで、「対面キッチンのようなつながり」を実現しています。

お客様のご要望

もともとはL型キッチンでしたが、「対面キッチンにしたい」というご希望をいただきました。構造的な制約がある中でも、お客様の「対面キッチンにしたい」という想いをかたちにできるようプランニングさせていただきました。

見どころ・こだわりポイント

キッチン側には大容量のパントリーを設け、食品や日用品のストックをすっきりと収納できるよう計画しました。まとめ買いにも対応でき、生活感を抑えた空間を保てます。さらに背面にはダイニング収納を配置。配膳や片付けの動線を意識しながら、使いやすさと収納力を両立しました。また、収納の一角にはちょっとしたデスクワークができるカウンターデスクを設置。家計管理やお子さまの宿題、在宅ワークなど、多目的に活用できる便利なスペースです。「しまう」と「使う」をバランスよく取り入れ、暮らしやすさを高めたプランとなっています。

棚奥のアクセントクロスの印象

棚の奥に使われているクロスは、やわらかいイエローとグリーンの組み合わせがとても上品です。主張しすぎない色味なので、空間にほどよい華やかさと温かみをプラスしています。オープン棚の“背景”として使われていることで、飾る小物やグリーンがより引き立ち、奥行き感も生まれています。ナチュラルな木のデスクや床材とも相性が良く、優しく包み込むような雰囲気を感じます。隣のブルーのクロスは、落ち着いたトーンで空間を引き締める役割をしています。爽やかさがありながらも派手さはなく、全体のやわらかい雰囲気を壊さない絶妙なバランスです。

ウチダリフォーレ  インテリアコーディネーター 広報スタッフ